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イチロー選手の尊敬するところ5選
昨日、日本球界や大リーグで活躍したマリナーズのイチロー選手が引退を表明されました。走攻守三拍子そろったオールラウンドプレイヤーとして、日本で七年連続首位打者に輝いた実績を引っさげ、大リーグマリナーズへ移籍すると最初のシーズンで首位打者、盗塁王、最多安打のタイトルを手にするなど現役生活28年間で野球史に残る数々の記録を打ち立てました。
2004年に最多安打を打った時の映像はこちら
→href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%E6%9C%80%E5%A4%9A%E5%AE%89%E6%89%93?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#メジャーシーズン最多安打</a><a
守備でのレーザービームはこちら
→ href="https://twitter.com/Mariners/status/1108868799212617728?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年3月21日</a></blockquote>
日本だけではなく、世界中のファンに愛された野球界の‘‘レジェンド”
今回はそんなイチロー選手の尊敬するところを5つ皆さんと共有したいと思います。
①自分のスタイルを貫いている
イチロー選手は、翌日のゲームの開始時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事の時間など、全てのスケジュールを決めています。年間の予定は決まっているので、シーズン開幕から動きは全て自動的に決まってくるそうです。
また、イチロー選手は自分のスタイルを野球の練習や試合の時だけでなく、私生活でも確立しています。いつもカレーを食べていたことはあまりにも有名ですね!
同じものを食べ続けるのは、違うものを食べることにより、美味しくなくて気分が下がるとか体調を崩してしまうといった、野球に影響しかねない“不確定要素”を入れたくないからだそうです。
心理学者によると、イチロー選手のルーティンというのは基本的に、いかにして“ノーストレスな状態”を作り出すかということのために行なわれているそうです。強いストレスがかかる野球に集中するため、それ以外の生活ではストレスをなくしたいという考え方ですね。
食だけでなく、車の中で聞く音楽は同じ曲を2、3時間聞いていても平気だとか!
僕も含め、普通の人なら飽きてしまうものですが‥ ^^;
本当に凄い方です!
②自分の考えや思いを自身の言葉で表現できる
『ヒットを打ってきた数というよりも、こういうときに思うのは、別にいい結果を生んできたことを誇れる自分では別にないんですよね。誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね』
2013年日米通算4000本安打を打った後、「日米通算といえども、4000という数字 は米国でも2人しかいないが」という質問に対して
めっちゃカッコいいコメント‼️
イチロー選手も含めて一流の人に共通するのは、人生経験の豊富さだったり、どんなことを考えてきたのか、という内面的な奥深さを持っている事です。自分に正直な気持ちを語っています。だからこそ私達の胸に響くものがあるのではないでしょうか?
③他人と比較せず「あるべき自分」を追い求める
『自分にとって、満足できるための基準は少なくとも誰かに勝ったときではない。自分が定めた物を達成したときに出てくる物です。』
2004年10月1日 最多安打を打ったあとのインタビューで語った言葉
人は他人平均値を基準に比較したがります。お金・健康・家・恋愛・地位…
世の中の平均値より上回っていたら幸福だと感じ、世の中の平均値より下回っていたら不幸に感じる。
どうしても他人の事が気になります。僕もそうです。でもイチロー選手を含め一流の人は他人と比較せず、常に自分と向き合っています。なので、人と比較しても何も始まらないなって思うようになりました。最後に頼れるのは自分自身です。
だからこそ、自分で目標を定めて、それを達成するために今できる事をコツコツと頑張る事が大切になってくるのではないでしょうか?
④常に自分を客観視している
『自分はいま、ここにいる。でも、自分の斜め上にはもう一人自分がいて、その目で自分がしっかりと地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければならない』
WBC決勝の韓国戦で延長10回、ツーアウト、1.3塁‥
打席に入ったイチロー選手。その時、自分自身を「第三者の目線」で見ていたそうです。そして結果はタイムリーヒット!日本は勝利しました。
イチロー選手はスランプに陥って自分を見失ったとき、客観的に自分を見ていました。もう一人の自分が冷静に見つめる様に心がけるようにしていたのです。
心を落ちつかせ、自分を冷静に客観視することで周りの状況を広く知ることができます。どんな場面でも冷静に判断することができるようになるのだということですね!
⑤誰からも愛されている
「長い質問に申し訳ないですけど、『ない』ですね」
2019年3月、引退会見中に記者の思い入れがあふれた長い質問に対して
『今日はとことんおつあいきしようと思っていたんですけど、お腹減ってきちゃった』
2019年3月、引退会見の約80分が過ぎたころ
いたずらっぽく笑いながら話したのも、「これ以上は、あまり答えるべき質問はないだろう」と思ったからではないでしょうか。
愛される人柄には、様々なパターンがありますが、イチロー選手の場合は、率直さだと思います。「あの人に断られても仕方ないかなと思える。憎めない人だなと受け入れたくなる」と感じさせるものが、今回の会見に表れていたと思いました!
まとめ
いかがでしたか?イチロー選手はMLBという異国の地でも体格差などのハンデを物ともせず、結果を残し続ける姿が多くの日本人に共感を与えてるのだと思います。
スター選手になっても挑戦者であり続ける人間性や精神力は計り知れません!
そんなイチロー選手の尊敬するところ5選でした。
僕は同じ日本人として誇りに思います。
会見の最後までイチロー選手らしさが感じられました。
28年間本当にお疲れ様でした!!